JOBカフェOSAKAが求人サイトを開設

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世の中に求人サイトは数あれど、きらりと光るサイトになることを期待します。

(2012年2月14日 大阪日日新聞)

 若者の就職支援施設「JOBカフェOSAKA」(大阪市中央区)は、職を求める若者と若い働き手が欲しい中小企業を直接つなぐインターネットサイト「求職者支援コンシェルジュ」を開設した(求職者ページ)。求人情報を求職者が評価するという「求職者観点」(担当者)のユニークな仕組みを導入。双方の思惑が食い違って若者の離職につながる雇用のミスマッチの解消にもつなげていく考えだ。

 同サイトは、中小企業の人材確保支援を目的にした経済産業省のプロジェクトを受託して実施。正社員かおおむね1年以上の契約社員を募集している府内中小企業の求人情報を、34歳までの同施設会員向けに提供する。

 同施設では昨年度、自治体や公共機関が開く合同企業説明会といった人事関連のイベントなどの情報を集約し、府内企業に無料で公開するインターネットサイト「企業支援コンシェルジュ」を開設。その中で、若者を採用できる場が欲しいというニーズが浮かび上がり、今回の求人サイトを創設した。

 同施設によると、中小企業者にとっては、ハローワークなどに求人を出しても若者があまり足を運ばず思うような採用につながらない一方、若者にとっては、大手求人情報サイトでは中小企業のきめ細かい情報までたどり着けないといった背景があるという。

 今回の求人サイトでユニークなのは「求職者観点」にこだわっているところ。サイト開設を前に、求職中の若者千人に「企業に感じる魅力」についてアンケート調査を行った。「育休は取得しやすいか」「ボーナスはいくらか」など上位10番目までに上がったキーワードについて、同サイトで求人を行う企業に書き込んでもらうスペースを設けた。さらに、企業の回答欄の横には「いいね」、「う〜ん」ボタンがあり、求職者の意見を反映できるようにしている。

 求職側の若者が、本当は知りたい内容を聞けずに入社し、後で「こんなはずではなかった」と辞める雇用のミスマッチの抑止につながり、企業側にとっては、求職者の意向や人が集まらない原因などを判断する材料になるとみている。(後略)




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